気づいたらPassengerのStandalone版が出ていた

バージョン3からの機能らしい。気づいてなかったのか、忘れていたのか。

簡単に言えば、すでにあるWEBrickMongrelやThinやらだと思えばいいんでしょうが、いくつかの特徴があるようです。それらが競合製品とどう違うかは把握してませんが。

  • (当然ながら)今までのApache用やNginx用とは違って、外部のウェブサーバを必要としないから簡単に使い始められる。
  • Nginxコアを使っていて、静的ファイルの提供もがっつりいけるし、直接80番ポートで運用しても十分安全だし、遅いクライアントも相手にして上がられる。Nginxをインストールする必要はない。
  • アプリケーションのプロセスは自動的にspawnされてシャットダウンするから、一つのPassenger Standaloneインスタンスで同時に多数のコネクションを扱える。クラッシュしたプロセスは自動的に再起動するし。
  • リバースプロキシ用にUnixソケットをリッスンすることもできる。

単純なアプリケーションサーバとの違いと言えば、自動spawnのあたりでしょうか。必要な同時処理数の分だけ前もってプロセスを立ち上げなければならないタイプではなさそうです。

まだ使っていませんが、気になったのだけ感想をメモしておきました。